AI社会の到来と、人間能力の無限の可能性 – 個人能力の衰退化・学習能力を利用した個人能力開発か
2023/05 浅川太陽光発電所
今回、AI(人工知能)を利用した文章作成能力について、実際に触れる機会を得て、その、能力の高さに驚いた!!
学習能力については、成人の学習能力以上に発達しており、画像作成能力や文章の作成については、私が確認した時点で、成人が通常に作成する領域まで到達していた。また、部分な的ではあるが、画像の処理の能力向上にブリクラや顔認証システムが寄与した部分は想像以上でした。
これは、何を示しているかと言うと、私たちがアクセスするインターネットでの検索サイトや翻訳サイト、SNSの利用環境変動をAIの学習能力が、適切に捉え、日々進化しており、私たち以上に、日々の情報を補完し、その先を目指しててる環境が読み取れます。日々の何気ない検索やSNS利用が、その環境を育て、私たちが便利になると同時に、私たち自身の学習能力や判別・判断・学習能力の退化(平準化)の現実に晒されていると、危惧できるのです。
例 こちらの画像は、AIにより作成されたネット資料になります。
私が、見学したAIによる文章作成システムにおいては、文章作成に必要な見出し部分と、必須項目キーワード、原稿の文章の長さ(字数)を打ち込めば、それに対応した、文章を作成するもので、A4 1枚程度ならば、数秒で作成し終え、文章の出来具合は、実際の学習や環境を捉える事なく、AIの蓄積した文章作成の手順に沿った整った文書に仕上がっており、正直 驚いた!!
AIが作成した文章には、AIの学習プログラムにより、求められる回答を最適化した部分と、AIの学習工程で、多くの希望的回答を表示して、文章を紡ぐ(使用頻度の多い解答)工程をしている場合が数多く観られた。
文章になった回答文を確認すると、詳細を理解してない、一般的な読者は、AIにより作成された文章が、そのまま、本解答として受け取られかねない出来でした。逆に言うと、詳細を知らない読者は、回答が違っていても、確認できないで正しく無い回答分であっても、信じてしまう領域にまで進化しているのが、現在のAIによる文章作成能力の実力で、画像システムが連動すれば、本質を捉えている人以外は、ほぼ騙されてしまう領域に成りつつある。
特に、AIと画像システムと連動した動画を繋ぎ合わせる事により、私たちが利用している、リモート通信も、乗っ取りが可能な領域まで進化しており、ネット画像通信(テレビ電話等)の利用頻度の多い方ほど、容易く、双方向での偽造通信が可能なのです。勿論音声も偽造でき、高揚も表現できる程に進化しており本人の知らぬまに、なりすましが可能になりつつあります。
これらの状況下において、偽装を見破るには、感性と違和感が物を言い、それらを育てる日頃の努力(学習)も大事になります。
先日の新聞2023/05/28「山梨日日新聞のトップ見出し 対話AI 6市町村「研究」」を読んでみて、「ズーム」で取り上げてある問題点が、最も心配される懸念点でもあると共感した。
抜粋 個人情報の不適切な収集や、インターネット上のフェイクニュースをAIが誤って学習し拡散する懸念もある。使う人の思考能力低下のリスクも指摘され、学生の利用を制限する大学がある。 と紹介している。
また、「企業などの生産性向上が期待される」とあるが、AIによる生産性向上は、効率化と平準化が進むだけで、パリティーの無い方向に進む傾向にあり、AIの設計者のプログラム能力に期待するしかない部分でもあり、オリジナリティーの発揮できる人材育成が、いかに、大切かが分かる問題でもある。
ワールドニュース、から
裁判所の判例記録を元にしたAI検索で、裁判での判例を紹介したところ、判例が見つかり、その判例を、裁判時に使用したところ、実は、AIが作り出した最も良い判例を紹介してしまった。と紹介していた。(海外)
裁判時に判例がおかしいと気付いた他の関係者からの指摘により判明。
学生が論文の作成にこれらのシステムを使ったならば・・・・・・
楽することが学業としてとらえる無知が・・・・・やりそう。
昔の人が言っていた「蒔かぬ種は生えぬ」意味分かるかなぁ〜 ?
残念ながら、21世紀になってから、日本の教育課程では、革新的な進歩はあまり観られず、ひたすら平準化を推奨する傾向に向き、革新技術の出願特許申請は世界的に見ると、世界順位を年々下げております。
対海外政策においても、近年世界の財布と揶揄されており残念な傾向にあります。
AI活用期に入りつつある現在、日本語の大切さと、理解力の向上が求められ、漢字、ひらがな、カタカナ等を同時に使用することのできる文化を持つ私たちは、表現AIの活用について、しっかりとした、方向性を見つけ出す必要に迫られているのではと考えます。
(日本語の言い回しや空気感、AIには難しく、変な翻訳が音声・字幕等に出ているので、注意して鑑賞しましょう)