| ホーム | ドキュメント | 施設 | 自然とあそぼう | リンク |

浅川第4太陽光発電所

360度のパノラマが楽しめ太陽光発電所としては最高の位置にあります。浅川第2太陽光発電所より200m北北東に位置し、浅川第4太陽光発電所には朝晩キジの見回りがあり常駐警備員としては、オオヨシキリが絶えず監視をしており訪れる方々を見守っています。今回は、同じ敷地内に東京在住の高橋氏の第2太陽光発電所も開設されました。

所在地
 山梨県北巨摩郡大泉村役場の東の道路を北に向かい徒歩数分で第2へ  そこから八ヶ岳を見渡せば第4発電所を見ることができます。

1994年以来、実用太陽光発電所に向けて実験をくり返して参りました集大成として浅川第4太陽光発電所は商業用太陽光発電所として駆動致します。

目 的
 ?@ 大泉の自然を最大限に利用し太陽光発電の実力を実証する。
 ?A 施設の減価償却期間17年の間に設備投資金額を回収すること。

 浅川第4発電所は、浅川第2、浅川第3太陽光発電所の研究成果の実証と太陽光発電での商用発電の実用性を実証する施設です。

目 標
 浅川第4発電所は、単相三線で系統連系し、太陽電池からは直流300Vで、浅川第4発電所使用の改良インバータに供給し高効率運転実験を行い、単相三線の問題点である10キロワットを超えた時に起こる逆潮流抑制現象の克服にあります。また、ここ八ヶ岳南麓においても急速に農業人口の高齢化にともない荒廃農地が目につくようになってまいりました。
今回は、そのような荒廃農地を元の農地に戻すには、どのようにしたらば良いかを研究するため荒廃した畑を借り受け、太陽光発電と組み合わせ農地の復元にチャレンジしてまいります。

敷地面積 ・・・・・・ 約1300(400坪)平方メートル
場 所  ・・・・・・ 山梨県北巨摩郡大泉村谷戸
地 目 ・・・・・・・ 畑 10年間以上使用されていない
作 物 ・・・・・・・ 土中成分を計測後決定・現状では酸性が強く、ほとんどの作物は不適
施 設 ・・・・・・・ 太陽光発電設備 2ケ所 実験棟 2棟
出 力 ・・・・・・・ 10kタイプ 1ケ所 11kタイプ 1ケ所
11kタイプが浅川太陽光発電所の第4番目の発電施設である。

敷地は、春から秋にかけて、3週間に1回の割合で草刈りが必要です。  南側の太陽電池群が浅川第4(11kW)で、後側(北側)の太陽電池群が高橋第2(10kW)です。
             周辺紹介
また、近くには、施設園芸のビニールハウスが点在し、四季折々の花を買い求めることができます。ご近所の2つの施設を紹介致します。

花の牧場 長谷川園芸 さん
?エ・?栫@0551-38-0858
浅川第4太陽光発電所から徒歩5分
浅川第2太陽光発電所から徒歩1分 
八ヶ岳 花ポット さん
?エ・?栫@0551-38-1048
浅川第4太陽光発電所から徒歩5分
浅川第2太陽光発電所から徒歩3分

以上2所の園芸施設も見学と草花をお買い求めることができます。
また、役場と道路をはさんで八ヶ岳フレンドパーク(図書館)・温水プールも利用(有料)できます。近くにはまだ多くの施設が点在しておりますのでそれらの施設を尋ね歩くのも八ヶ岳南麓散策ロード楽しみです。八ヶ岳南麓大泉村の雄大な自然をお楽しみ下さい。

八ヶ岳Macintosh倶楽部
八ヶ岳フロント

浅川第4太陽光発電所施設概要

浅川第4太陽光発電所【リンク】
 太陽電池パネル・・・・・・177W63枚
 9直列7回路 ・・・・・・300V
 インバータ  ・・・・・・300V系1台(特注 佐藤電機)
 合計出力   ・・・・・・11.151kW
 予想発電量
 月平均で1,250kW年間発電量としては15,000kWh以上を目指す
 商業用太陽光発電所です。
 このため、発電コストは売電単価と同等かそれ以下を目指したいところです。

高橋第2太陽光発電所【リンク】
 太陽電池パネル・・・・・・177W60枚
 6直列10回路 ・・・・・・200V
 インバータ  ・・・・・・200V系1台(佐藤電機)
 合計出力   ・・・・・・10.62kW
 予想発電 
 月平均で1,100kW以上年間発電量13,500kWh以上を目指し
 10kW商業用太陽光発電所として運転を行う。

以上2つの太陽光発電所が 最適・最高条件のもとで太陽光発電を全自動で行っており、自然の力を利用した太陽光発電の実力を皆様に知っていただくための施設です。

浅川第2・第3・第4・各太陽光発電所は、見学自由ですが施設内に高電圧の電気配線があり危険です。 敷地内への立ち入りには許可が必要となりますのでメール等でご確認下さい。10

10kW以上の太陽光発電所に興味のある方、実際に設置を考えている方。企業、公共施設等に導入を考えている方 御相談下さい。指導、助言等できる範囲内で協力を致します。


浅川第4太陽光発電所 2002年~2025/01発電終了まで

 浅川第4太陽光発電所は、一般単相三線電力網への最適発電出力を探りながら、農業施設への給電を常時行う実証試験設備でした。 最初は、11kW、翌年12kW・翌年14kW翌年・翌年15kWと出力を上げて行き最終的には、15.984kWの出力で発電を実施して参りました。 こちらでの実証実験は、インバータの性能試験と末端電力供給点における電圧上昇と電圧低下時に対応した、インバータ安定性能を確立するものでした。 こちらの実験施設で得た、実証経験から、単相三線式送電網では、増設時や、送電網の電圧変動時における電圧調整にリアルタイムの調整が必要で、遠隔操作が必要だと言う結論に達しました。(電圧調整幅を幹線電圧変動追尾に重点)

「遠隔操作システム 常時監視システム」の必要性から携帯電話を使った遠方監視システムとインターネットを使った遠方監視システムの2通りのシステムに対応したインバータを作成することになり、浅川第5太陽光発電所(2006~2015)の、インバータは初めて、通信機能を持つシステムに決定」

最適発電出力を探る問題点で、単相三線式の電力網では、供給線の方式から来る抵抗電圧の壁が確認され、インバータに供給される太陽電池の電圧が高い場合、発電した電気を送り出すことが容易であるが、インバータ自身の電子部品の対応能力に、当初問題が懸念されたが問題は克服できると判断して実証実験を続行してまいりましたが、2025/01にメイン部品である制御CPUの故障に至り修理不能となりました。

浅川各太陽光発電所は、(有)佐藤電機製作所の手作り特注品のため、製作者の佐藤氏のご逝去により、現行品のみとなりました。

製作者の佐藤氏には、生前、多大なご協力をいただき感謝申し上げます。
感謝とともに、心よりご冥福をお祈り申しあげます。

 浅川第4太陽光発電所では、もう一つの継続実験として、農地を有効利用して果物の栽培を行い、同程度の通常面積の圃場と比較して、米作よりも高い収益が期待できる施設作りを行い、成果を実証することもできましたが、軌道に乗るまでに5年を必要としました。農業と太陽光発電がリンクすることで、新しい農業形態が可能であることを実証できました。

▲上に

浅川太陽光発電所 - 八ヶ岳・北杜市大泉 -
copyright 2001-2009・The ASAKAWA soler power station / ASAKAWA Hatsuo

ホームページ掲載の写真や原稿には、著作権等があり、無断で使用することは権利の侵害になりますので、営利目的に使用の場合はあらかじめ許可が必要になります。

sun@mt8.ne.jp

【 お詫び 】
サーバ移行時にメールの設定が不十分のため、不達メールがでてしまいました。
お心当たりがありましたら、再度送信していただきますよう、お願い申し上げます。

->