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地球環境の悪化により生じる人類の食糧確保について

解決策とは

2017.06

ips細胞を御存じてあろうか?


簡単に説明すると、私たちの体を構築する細胞組織の中にある設計図を見つけ出し、その設計図にある、各部の組織の構築を複製できるようにしたのが


ips細胞と言って良いと思います。


こちらの画像を確認してください。(ネット画像より)





例えば、人体で言えば、各臓器や、皮膚、筋肉、などを部分的に再生するのに必要なのがips細胞で、上の画像のように利用することが考えられています。


現在では必要組織を構成する準備段階を経て、実際に人体組織の構成と、悪化した組織にips細胞を移植して再生を試みているようです。



今回、紹介の動画は、動物の細胞を3Dバイオプリンターで再生できれば、直接筋肉を造り出し、食糧として必要な部位を3Dバイオプリンターで作り出して、今まで必要としていた広大な飼育用の土地をほかの利用にまわせたりして、従来の生産よりもエネルギーコストを軽減できるとしています。

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   この分野を食糧生産に取り入れるべきとの紹介動画です。


youtube(ユーチューブで公開)2013/09/19 に公開



アンドラス・フォーガッシュ: 動物を殺さない皮革と肉の開発


内容解説 (地球環境を考えた場合の食糧確保の道の一例)  


2050年までには、増加した世界の人口に肉や乳製品、卵や皮革を提供するためには、1000億頭の動物を飼育する必要があります。これだけの数を飼育することは、地球に途方もない持続不可能な負荷をかけることになります。でも、もしも違う方法があったらどうでしょうか?再生医療の重要性を提唱するアンドラス・フォーガッシュは、このトークで、肉や皮革を生体培養によって作り出すことは、ハンバーグやハンドバックなどを求めて動物を殺す時代を過去に葬り去る、より文明化した新たな方法であると主張し、聴衆の目を開かせます。



2013年既に、地球環境の悪化や人口増加について、食糧や医療関係から人類の食のあり方を説いている点について、地球環境問題が切迫していることに気が付くのに遅過ぎる現在人の感覚のズレが生じている。


この、画像内容を理解できない人々が、自己の周囲しか環境問題を語れない残念な時代でもある中において、今一度この画像を評価したい。



20年後と言わず、ここ数年以内に画像で示されている食物生産3Dプリンターで生産された食物をとることになるかも知れない。

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(どちらの画像もネット資料写真から)




などと紹介文が付されているが、実際に考えなくてはならない事態になりつつあるので、今回、今一度考えてみたいと思い紹介いたしました。





現在、地球環境は私たちの考えている以上に複雑に変動期を迎えつつ有り、その原因は地球温暖化と言われており、地球温暖化を防ぐ手だては今のところ存在しておりません。私は、地球温暖化防止活動推進委員として、活動して多くの人々と係わり、現状の地球環境を説明していますが、説明をしていて気が付くのは、たくさんの方は年齢を増すごとに危機感が薄れて行くことです。


しかし、病気の話になると、これは逆転いたします。


大人になるにたがって、自分に直接関係してない行動にはあまり関心が無くなってきていたのです。現状を維持できれば良いとする考え方に固辞してしまい10年、20年以上先を見据えての対策が必要になる、地球温暖化防止対策には実感が沸かないのか、と思う今日この頃です。



○ 人口増加と食糧事情は、今後悪化をする事は、明確です。


大国は、食糧確保への道筋として、経済発展とインフラ整備の名のもとにその触手を伸ばし、一挙に安全な確保ができるルートづくりを進めています。


今まで、後進国とされていた市場が開き始めた現在、これらの市場を結び経済力にものを言わせて、必要食糧を一挙に集約すし大量消費時代になりつつ有り、


大量生産・大量消費の経験の無い、後国進市場は、経済力を広げる大国に飲み込まれ、自国の国民の不満が爆発することに繋がります。


経済とインフラ整備は、ある程度バランスが大切で、先進国はそれらを経験上知り得ていますが、経済発展途上では、それらは見逃され、富裕層拡大に繋がり、経済発展から得た利益は、広く拡散せず、限られた人々のものになり、ここでも、富の分配に際して、不満が爆発することになります。


経済発展とともに人も移動し、移民と言う形で後進国から移住した人々は、経済の仕組みから弾かれると、その不満のはけ口は、イデオロギーとなりさらには政治的な目的を達成するためとして、暴力や暴力による脅しや危険を生じさせ貧困への負のインフラ整備に繋がってしまうのも、歴史的事実で、これらの争いは、紛争や戦争と言った形で私たちのところに情報が届くのですが、今度の問題は、それ以上に深刻な状況下に陥る危険性を秘めている可能性があるのです。


これらの事柄を回避するに必要なアイテムとしては、医療用細胞3Dプリンターや、食糧用3Dプリンターの時代がすぐそこに近付いてきていることも知っておかなければならない時代に到達したことを今回はお知らせし、ナチュラルなものを手に入れるには、ナチュラル製品を作っている場所まで行き、対価を支払いやっと手に入れることができる時代が見え隠れしており、対価を支払うことができない人々は、先に紹介して食糧用バイオ3Dプリンターで生産した食物を食べることになると思われます。いずれの場合も地球温暖化がもたらす、人類の生存についての回避策の一つのアイテムとして紹介して閉じることに致します。

2017.06