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気候変動について2016.06.21 

質問 誰か答えてください。

南半球で起きている大気循環について、気になる点があり
質問致します。
まずはこちらを御覧下さい。
私たちが知識として、教えてもらったのが、このような大気の流れが基本モデルでしたが、
赤道で発生した、大気の流れが低気圧や高気圧の発生により乱れるのは分かりますが、赤道貿易風の流れが、オーストラリア大陸内部をへて、ニュージーランド先の低気圧まで繋がる雲(大気の流れ)意味するも?


この気象衛星写真から赤道を挟んで大きな大気の流れが発生しているのを確認できます。
青円の北半球の空気の流れと、赤円の大規模な大気の流れです。この大きな赤円の淵を回る空気の流れ、インドネシアからニュージーランドまでの雲の流れは、大気の動きモデルと異なった動きだと、私には見えてしまうのです。


問題の気象衛星写真は、2016/06/21こちらです。

地球規模で広げて確認しても、赤道付近で発生した雲の流れが、大気循環モデルと符合しない、大気の流れが南半球で起きているように見えるのです。規模も大きく、インドネシアからニュージーランドまで、広がる青色の矢印で示している雲の流れは、どんな気象条
件で発生しているのでしょうか ?

2016/06/17の発表で、南極大陸での二酸化炭素濃度が400ppmを超え、最後の砦と言われていた南極大陸でも地球温暖化の危険水準に入ったと思われるとアメリカ海洋大気局(NOAA)の発表。
これと、日本の大気観測衛星「いぶき」(温室効果ガス観測衛星)の観測データを見ると、以下のように発表されている。

高緯度のロシアでの付近でも、明らかにメタンガスの発生地域が広がっているのが確認できる。今期、日本近海の海洋温度の上昇は、永久凍土のシベリア大陸にも影響を及ぼし初めていると思われる。
北半球でのメタンガス発生量が記録的に増えているのがハッキリと宇宙からの観測で、数値化されハッキリとあらわになったのです。
永久凍土と言われている極北地域の温度上昇が、永久凍土に閉じ込められていた、メタンガスを大気中に放出し始めたならば、これからの数年で、大規模な気候変動が発生すると思われる。
今回の、赤道直下のインドネシアからニュージーランドまで繋がる雲の流れが意味している気象現象は、地球温暖化の現れと言えるのではないかと思われますが、皆様はどう解釈しますか?
一時的な気象現象として、捉えるのか、大規模な気象変動の前兆として捉えるのか、どちらとも言えませんが、大気循環モデルとは異なった流れが、南半球で起きたと言える気象現象だと思います。


なにげ無く見ていた気象衛星画像、全球での雲の発生を眺めていた時に、疑問になった雲の発生場所が赤道上の貿易風から偏西風まで一気に流れる大きな広がりを持つ前線の発生は、北半球では、あまりあり得ないと思いますが、南半球では通常の季節風の流れでしょうか?


赤道上の雲の動きが、一番激しく動いている東南アジアとインド付近の海域での大気循環を表す雲の発生が見える。
大気の流れ、ハドレー循環とフェレル循環が直接繋がった現象を確認する写真となっている。このように大規模に繋がる前線(雲の流れ)が、南半球では、常に起こっているのでしょうか?


拡大した写真で説明しますと、赤丸の周りを雲の流れが、流れているのを確認できます。雲の流れと、その幅が私が知る日本付近で起こる前線(梅雨前線や寒冷前線)や台風による前線の発達時との構造と違うように見えるのですが、どのように思われますか?

大気循環モデルとの比較




大気循環モデルの交易風と偏西風が直接交わるには、大きな台風などが必要になるが、それが無い状態での交易風と偏西風の交わりで
その総延長は、約5,200km及び幅も約500kmの雲の帯を形成している様子が、気象衛星画像から確認できています。
このような壮大な雲の流れ(空気の流れ)は、オーストラリア大陸の砂漠地帯にどのような影響を与えているのか現時点では分かりません。
大気循環モデルに無かった流れが地球規模で発生、しだしたのか、それとも、一過性の物なのか知りたくなりました。

2016.06.22
浅川太陽光発電所
所長 浅川 初男

参考に使用した資料
気象庁発表資料・画像
JAXA資料・画像
日本気象協会 tnkijp資料・画像
インターネット画像資料
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また、本来の目的を侵すものではありません。