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熱帯性病原による発病警報

     

 地球温暖化現象により、私どもが暮らしている海抜900メートル地域において、4月30日蚊の発生を確認いたしました。蚊の種類は日本に通常分布するアカイエカです。
私どもの地域では、この種の蚊の発生は通常5月下旬からの発生になりますが、4月に発生を確認したのは初めてで、また、同日に日本蜜蜂の分蜂も確認いたしました。これらの現象は、通常5月下旬に見ることが通常で、海抜900メートル地域において、急速な気温上昇が発生していることを示しています。

 これらの現象から、熱帯性病原による発病が懸念されます。

ゴールデンウィークを利用して海外に旅行された方や海外渡航されて日本に帰国された方は、体調に変化があった場合は、直ちに病院に電話相談をし、旅行先や渡航先を医師に伝え医師の指導により、病院等医療機関で診察を受け指導に従うことをお願いいたします。

日本に、熱帯性病原で発病が予測されるものとして、西ナイルウィルス、マラリヤ、コレラ、チフス、アメーバー赤痢等が予測されますが、熱帯性病原による発病には、未開の部分も多いので個人判断は危険です。必ず医師に電話で相談し、適正な医療機関で診察を。

地球温暖化は、思わぬところで牙をむきます。
自然界は、私たちにそれらメッセージを発し続けておりますが、私たちは、単なる天気変動としてしかとらえておりません。

気温上昇は地球温暖化が急速に進行していることを昆虫や生物、植物を通じて私たちに知らせておりますが、文明の進歩と引き換えに自然現象の時期的変化を忘れ去り、自然界で起きる季節の特色を見のがしているのです。しかし、昆虫や生物、植物は季節による生体時計を持っているので気温の上昇と共に活動を開始するのです。2005年は特に植物で山菜の代表格である、たらの芽の生育に著しい変化が見られた。しかし、太陽の日照時間と、気温の上昇を確認していると思われる山桜の開花は、15年前と比較して約2週間ほど早い開花で進行している。
これらのことを、ただの季節変動ととらえるか、地球温暖化の進行ととらえるか、日本人の真価が、本年はとわれる年になる模様を呈している。

2005.04.30
浅川太陽光発電所


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