コロナウイルスの謎 2022/06 

私感   新型コロナウイルスと人類との戦いが3年目になる。

1年目は、新型コロナウイルスの特徴や防護対策と治療薬の探薬と新薬の開発に重点をおきつつ、持てる技術力を使い、人類最悪の悪魔と恐れられたペストの流行やインフルエンザ等の経験から発展していった病原菌探査の先に位置した 

遺伝子解析技術を手にしていた人類は、遺伝子解析技術から、新型コロナウイルスの弱点を探し、遺伝子組み換え技術を活用して、対抗手段を模索し、最も早く完成させたのが、遺伝子組み換えワクチンであった。

当初、遺伝子組み換えワクチンの使用については、疑念が先行し、副作用の心配もあり、使用に対して、反対意見も多くあり、不安の中での接種が始まった。

遺伝子組み換えワクチンの使用は、他の病気では既に行われていて、ワクチン構造上の問題については、安全性が確立し、治療効果も確認されていますが、mRNAワクチンは、一般には知られてなく、この種の初めての広域ワクチン接種であったため、不安が先行したのではなかったかと思います。

ワクチンについての説明では以下のように紹介されています

ワクチンの種類

(ネット画像資料より)

各ワクチンについて、説明をしている文章がネットの医学部門にあり、的確に解りやすく紹介していましたので、ワクチンに関する部分について抜粋して紹介いたします。

ウイルスペーターワクチン  (ネット説明資料より)

感染力を維持した弱毒性のベクターウイルス(運び屋)に、ワクチン成分に対応する特定の遺伝子を組み込んだ組換えウイルスを接種するものです。ベクターとなるウイルスがヒトの細胞内に侵入し、特定の遺伝子からウイルスのワクチン成分となるタンパク質をつくることで、免疫システムを活性化し、抗体が産生されます。新型コロナウイルスでは、チンパンジー由来のアデノウイルスをベクターとしたワクチンが開発されています。このアデノウイルスはヒトの体内での増殖能力はありませんので、安全性が高いベクターとされています。これまでに、遺伝子を組み込んだベクターは先天性の代謝疾患やガンの治療に応用されており、感染症の領域ではエボラ出血熱ワクチンが海外で実用化されています。

拡散ワクチン  (ネット説明資料より)

核酸ワクチンは、ウイルスベクターワクチン同様、ワクチン成分の設計図となる遺伝子を接種し、遺伝子が取り込まれたヒトの免疫担当細胞にワクチンとなる物質を産生させることで免疫システムを活性化させる方法です。細菌やウイルスを直接使用しないので、生ワクチンや不活化ワクチンと比べて安全性が高いとされています。また、核酸ワクチンは、一度つくり方が確立すると、通常のワクチンよりもより迅速につくることができます。ウイルスに変異が生じた場合でも、変異のない領域の遺伝子を利用して簡単にワクチンをつくり変えることができる利点があります。

代表的な核酸ワクチンはRNAおよびDNAワクチンです。

◯この技術の完成により、今回の新型コロナウイルスmRNAワクチンの開発につながった。

mRNAワクチン  (ネット説明資料より)

私たちの体内ではさまざまなタンパク質がつくられていますが、その設計図はDNAにあります。ワクチン成分となるタンパク質がつくられる過程で、DNAは設計図をmRNA(メッセンジャーRNA)に転写という形でコピーします。この設計図が記述されたmRNAをワクチンとして接種することで、この設計図をもとにヒトの細胞内でつくられたワクチン成分に対する抗体が免疫システムによって産生されるのです。

一般にmRNAワクチンは非常に不安定な物質とされています。コロナワクチンでは、生体内での分解や「自己でないもの」と認識されることでの攻撃から守るため、脂質を主成分とする粒子に封入した状態で接種されます。また、保管、輸送する場合には超低温を保つ必要があります。mRNAワクチンは、役目を終えると、最終的には体内のRNA分解酵素で処理される(これにより安全性が確立している)ことから、安全性の面からも有用とされています。このワクチンがヒトに対して実用化されるのは、今回の新型コロナウイルスワクチンがはじめてとなります。

DNAワクチン  (ネット説明資料より)

病原体のワクチン成分に対応する設計図をもつDNAを直接接種する方法です。DNAの持つ設計図情報は、ヒトの細胞内でmRNAにコピーされ、mRNAの情報をもとに病原体特有のワクチン成分をつくることで、ヒトの免疫システムを活性化して抗体などの産生をうながします。mRNAワクチンとは異なり、作用工程が2段階になりますが、DNAを人工的に合成することは比較的簡単とされ、速く、安く、大量につくれることがこのワクチンの利点とされている。

以上が大まかな説明です。(わかりやすい内容で書かれていますので、詳細についてはネットサーフィンしてみてください。)

新型コロナウイルスワクチン

(ネット画像資料より)

これらの資料からすると、「生クチン以外は感染しない」がポイントとなっていますが、副作用があるとも語られています。

副作用はワクチンには付き物で、全てが安全とは言い切れないのが現状です。

◯ 副作用について

どんな薬でも、必ず副作用はあります。

それと同じで、ワクチンも必ず副作用があります。

物事、いずれの場合も、一定量を過ぎれば、反作用が生じるのは当たり前のこと。

私たち一人一人が、違う個性を持ち、違え考えを持っているように、価値観も人それぞれである様に、人体も一人一人が、違う生質を持ち、一つの個体として維持機能していますので、その個体に投薬やワクチン接種を行った場合、個体自体に、事前情報が無い場合で生命維持困難の場合や、事前情報で過去に生体維持に危機を及ぼすものであった場合は、個体差により、生体維持の生命機能から拒否反応が発生する場合があります。

今回の新型コロナウイルスのワクチンは、増殖機能の無いmRNAを利用したワクチンが米国で開発され日本国内でも予防対策として用いられました。

このワクチンは、世界各国でも用いられ、数億人の人がその恩恵を受け現在に至っています。

◎ ワクチンの複数回接種の必要性と効果は ? 

1(ネット資料写真より)

新型コロナウイルスは、今までのコロナウイルスとの違いは、短期間のうちに変異を繰り返し(インフルエンザなどのウイルスの変異は年単位でウイルス型が変化)その変期間は最短3ヶ月程度で変異しています。

上の 1画像は、α〜οまでの遺伝子変化を追跡したものですが、α型の遺伝子配列に次々と変化を加え、οでは遺伝子変化量が3倍以上の変化を取り入れているのが遺伝子配列から読み取れます。それと共に、基本のαの遺伝子配列は残しつつ変化しているので、今回、開発したmRNAワクチンの複数回接種によりοウイルスにも感染軽減効果と重症化軽減効果があるわけです。

◯ 新型コロナワクチン(mRNAワクチン)の副作用について

 こんな書き出しをすると、驚くかもしれませんが、冷静に今回、私たちが接種したmRNAワクチンの評価を、して行きます。

今回、私たちが、接種したmRNAワクチンは、人類史上初めて、数億人が一律に人体に接種(人種の区別無く)し、その効果を確認いたしました。

このことは、従来から使用されている予防ワクチンとは違うシステム構造のワクチンを今回は接種し、人体に数種の軽度の副作用が確認され、その一方では、重度の後遺症や死亡例も発生しました。

 これらの現象の、見方を変えると、mRNA遺伝子を利用したワクチンは、

コロナウイルスに対して、有効な対抗手段であるとともに、mRNAを利用した特定の遺伝子未発達の人体を探し出す手段でもあったと言えるのです。

重度の感染予防や重症化軽減が可能になったのは、大きな成果と言えますが

一方で、特定のmRNA遺伝子を利用することで、人体に潜む可能性を目覚めさせる事のできるシステムを確立した事にもなります。

私たちの体は、成長に合わせて、体内の素性組織各細胞は、新陳代謝を繰り返しその都度、体内各細胞は分裂を繰り返し、成長し、体内各細胞時計に合わせて、自然消滅し、安全に身体を維持している。

わかりやすく説明すると、私たちの体には寿命があり、体の各部分を構成している臓器も同じで、体内細胞時計で管理されて、体を維持しています。

何かの拍子に、体内細胞時計が暴走(増殖細胞の暴走)すると、細胞は癌化したり、機能停止で突然死に至ります。

私たちの体の細胞は、常に再生を繰り返しており、その再生回数や、再生速度には、個々の個体により、成長速度に個体差があり、各生体の生存環境からの刺激(外部・内部)等により、成長速度は異なり、多様な変化見ることができます。

【ちょっと古い資料ですが、以下の年表からも、分かるように、私たちは生まれて間もない人類なのです。】

人類史からすれば、ごく短時間で、自身の体を研究し、その生命の起源に迫り、生命の基本となる遺伝子まで辿り着き、その遺伝子の一部利用まで手にしたということです。

私たちが、生まれ死に至るまでの時間は、遺伝子的にはとても短い時間で、また長くもあり、私たちのからだを構成している設計図(DNA)がしっかりしていれば、遺伝子的には約130年間は適切に維持できると言われています。

私たちの命は、精子と卵子が結合した時から始まり、男女の遺伝子の混合から優劣の選択が始まり、体の設計図が作られて行き、この過程で、不具合があった場合は、成長が止まり、流産・死産となり、成長過程で生存可能な個体となった時生まれて来るわけですが、成長過程で設計図の進行が遅れていても、母体の安全を維持するために妊娠期間があり、未発達のまま生まれてくる場合もあります。この間、受精が完了してから、数えきれないほどの細胞分裂を繰り返し、設計図に沿って、身体が作られて行き、この間に外的要因(薬・ストレス・衝撃等)が加わると、設計図とは意図しない身体になることがあったり、成長が止まることもあり、正常に産まれて来るのが、いかに大変かがわかります。

このシステムが構築された人類は、生存開始から現在に至るまで、幾多のコロナウイルスとの戦いに生き残り、現代人が生存しているわけですが、今回の新型コロナウイルスは、あまりにも変異が早く、体験成し構築してきた免疫システムでは、感染拡大が早すぎて、免疫機能が対処できる期間を作り出すシステムとしてmRNAワクチンを使用したにすぎず、自然メカニズムで生まれたコロナウイルスであれば、人体設計図のどこかに対処メカニズムのヒントがあり、個人差はありますが、それに到達するまで、新型コロナウイルスによる感染が続くと思われます。

怖いことではありますが「今回のmRNAワクチン接種」は、ある意味で言えば

遺伝子の異常な振る舞いがある個体を洗い出したとも言えます。

私たちが、正常に生まれて来る確率は、諸説ありますが、出産700例に対して1例ほどのエラーがあるとも言われています。その反面、成長段階で本来出産時までに形成されるべき、部位や機能が出産後、成長と共にリカバリーされる部分もあり一概に、エラーだと決めつけるのは危険な思想である。

正確には、副題 「– 生命の戦略と遺伝子プール –」 を一読ください。

これらから推測すると、今回のmRNAワクチンによる副作用は、決して危険性の高いものではないことがお分かりいただけると思います。

悪戯に騒ぐよりも、どこに問題があり、どのように対処し、どのように解決するか、また、選択種はあるのか、リカバリー(安全策)を考えて、行動する能力が大切である。

いつの時代からか、生物の授業が生命の根幹に迫る教育が無くなり、それと共に、いじめ問題が語られるようになってきた感じがしてならない。今の小学生や中学生・高校生を含めても、「メンデルの法則」をどのくらいの学生が知っているだろうか ?   以下「メンデルの法則図」(ネット資料より)

これらの法則を数えきれないほど繰り返して、生命体が存在しているのであって、これらの法則からずれると、生命体としての維持が難しくなる。

多様性を秘めた生命体としてのDNAに感謝すべき。

これ以上の説明は、解析文を読み漁らないと、書くことが不可能なので

語学力の無さと、学力の無さを、笑止、下さい。

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