コロナウイルスの謎 2022/01
2022年、昨年から懸念していた、オミクロン株の蔓延がはじまった。
従来の新型コロナウイルスに比べ、感染速度や発病速度が従来型(α、δ、Γ等)に比べ、約5倍の感染力を持ち、感染後発病まで2~5日で感染症状が現れると同時に感染症状よりも早い時期にウイルスを体外に排出するので、爆発的感染力がわかっている。
今回のオミクロン株の遺伝子解析を従来型と比較することからはじめる。
(ネット画像集より)最後の2枚が最新のものになります。
前項の画像の遺伝系統図からわかることは、非常に分岐が早く進むのがコロナウイルスであること。通常のインフルエンザウイルスの変異は早くて半年ほどで感染力をもつ変異種が現れることが知られているが、新型コロナウイルスの変異は早ければ3ヶ月ほどで感染能力を獲得し感染拡大をしている。
最後の図からは、オミクロンは変異部分がオリジナル株(武漢株)から大きく三分岐で、新変異し、その前にはラムダ株の変異があり、両者の違いを最後の図形で説明すると、オミクロン株の触手変化が従来型から比較すると、30ヶ所近く変異しており、デルタ株の変異が5~15なのに対して20~30であり、単純にオリジナル株(武漢株)の5倍がデルタ株さらに倍がオミクロン株であることがこれらの図から推察できる。
爆発的な感染
これらの感染速度を示す図のデータからオミクロン株の感染速度は、オリジナル株の約30倍の速度で、デルタ株の約5倍の速度で市中感染して行くことになります。しかし日本においては、症例が出始め、図に示される1ヶ月余りで、感染者数は5万人を超えましたが、このオミクロン株の怖いところは1度、2度とコロナに感染し、免疫抗体を持っていても、再度感染するところにあり、死亡率も、感染者数から判断するとデルタ株の死亡率とほとんど同じで、従来の比較方法では比較対象できない点にあります。
よく言われる、人口10万人あたりの感染・死亡者数はではなく
感染率に対してのオミクロンとデルタの比較を挙げてゆくと、
2022/01/23で感染者数が約50,023人死亡者が14人となっている点を見れば
2021/08/19で感染者数が約23,916人死亡者が30人となっている。
一見するとオミクロンの死亡率が低いと解釈できます。
しかし、感染率で言うと、オミクロン株はデルタ株の倍以上の感染率があるので、単純計算するとオミクロン株の感染者が5万人を超えて、死者は20人、と単純計算になるが、現在の死者数は、14人で、統計値より6人少ないのは、医療現場での治療体制が頑張っている体と思われる。
感染者数が10万人を超えてきた場合は、昨年のデルタ株による死者数を上回る死者が発生すると予測でき、昨年8月以上の医療困難な事態に突入すると思われる。
ただ救いもある、感染者数の増加率が諸外国と比較すると一挙に5倍に拡大する傾向は示されていない ?(ただの風邪として、自宅療養者が多いのか ? )
今回のオミクロン株の感染の主な症状は、従来の風邪症状に似通っているたもとも言われている。
どちらも、ネット資料ではあるが、広く語られている特徴を挙げていたので確認のため紹介しておきます。
個人差はあるが、デルタ株の時にはあった特徴的な、味覚障害や嗅覚障害は挙げられていない。デルタ株等にはあった後遺症の報告は、オミクロン感染初期の現段階では確認できていないが、重症化の場合は後遺症はあると考えられる。
オミクロン株の初期治療薬は、全国の主要薬局に用意されていると言われているが、抗体検査+PCR検査でなくては、的確な判断ができない点にあり、医師の処方が難しくなっている点にある。
早急のPCR検査での感染確認で、早期治療体制を整えないと、感染者の拡大とともに死者数の増加につながり、当然、重症者数も増え、後遺症も発生すると思われる。
感染者数50,000万人を超えてきたと言うことは、オミクロン株は、コロナウイルスに過去に感染した人や2回ワクチン接種した人を含めて、感染拡大が広かっていることが証明されたことになり、ワクチン未接種の年代層への広がりや、ワクチン未接種の若年層への感染は、オリジナル株の通常感染速度の5倍で感染しているのではないかと思われ、重症者の急速拡大が懸念される。
いくら、オミクロン株の感染が風邪に似ているとし、感染症状が軽く済むと言っても、通常の風邪による重症化率や死亡率より、はるかに高く、感染者数の増加は重症化数・死者数の増加になることを実感しなくてはならない。
個人ができる感染症予防対策を改めて、再確認して、感染予防に注意したい。
当面は、ワクチンのブースト効果と口径治療薬に感染拡大の阻止を期待したいところである。
しかし、移動中の車内においてのマスク着用を観察すると、10台中3台はマスクを着用していない車があり、正しく着用していると見たら鼻マスク着用。
どこかの国では、外国郵便物等から感染が広がったとして、海外から来る郵便物や持ち込み荷物に何度も消毒をしているところを広報していたが、通常移送や郵送の郵便物等が発送から、通常空間でのウイルス死滅時間72時間以内に郵便物が届くとは、すごい配送能力がある国である。(検疫はしてない?検疫無い?)
世界標準とされているコロナウイルスの生存時間を覆す発表 ?
ウイルス学会に新説登場か(中国?)新型コロナウイルスの感染予防に従来の比較方法では不可能 ?
できるだけ、信頼できる感染予防対策をとりましょう。
(ネット資料より)